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脚に優しいのはどっち?

最近、自転車を始めた知人がいる。

時空の森ヒルクライムの舞台である氷玉峠の麓に関山という地区があるのだが、そこに住んでいる彼は 「関山のクマ」 と呼ばれている。

関山や栃沢、氷玉峠に上る途中のいたるところに「クマに注意」の看板が掲げられているが、本物のクマに注意の意味と、関山のクマに注意の意味がこもっているらしい。

なぜか?・・・手の届く範囲に食い物を置いておくと食い散らかしていくから・・・とか、笹薮で野グソをしていて本物のクマに間違えられて鉄砲で撃たれた・・・とか様々なウワサが流れているが、真偽の程は定かでは無い。

さて、そんな彼の愛車には105のコンポが搭載されている。 いきなりロードのギアかい?・・・ヘタレな脚では峠は上れないぞ・・・との筆者の警告を無視して、最軽フロントインナー30、リア25というギアで初めて氷玉峠にチャレンジした彼は、出発して僅か数百メートルの栃沢で心拍数200という突然死警戒領域に突入し、帰ってきたというツワモノである。 そんな彼も、今では氷玉峠を普通に上れるようになったらしい。

一方、私は頻脈の発作が怖いので、心拍数は160以下に抑えている関係上、愛車のギアはDEOREで最軽フロント22、リア32というチョー軽ギアを装備しているのだが、以前のフロント28、リア28のギアよりも、上れる高度が低下してきたのである。

しかも、スタミナ・肺には余裕があるのに脚が死んでしまうのだ。

ここで問題。

山登りでは、軽いギアでシャカシャカ上るのと、重めのギアでエッチラオッチラ上るのと、どちらが脚に負担がかからないのだろうか?。

一般的には軽いギアと言われているが、本当にそうなのだろうか?

※ギア比などは考慮に入れない極端な例です

A : 重めのギアで高度500m・距離8kmの峠道を時速8kmでケイデンス30rpm、1時間かけて1800回漕いで上る

B : 軽いギアで高度500m・距離8kmの峠道を時速4kmでケイデンス60rpm、2時間かけて3600回漕いで上る

Aは一漕ぎの脚にかかる負担は大きいが、筋肉の収縮回数が少なく運動時間は短い。

Bは一漕ぎの脚にかかる負担は小さいが、筋肉の収縮回数と運動時間がAの倍になっている。

どうも私は速筋中心の体質なのでAの方が性に合うらしい。関山のクマもやはりAの方がいいそうだ。そういえば同じような体型、体重、生活習慣、筋肉の質をしている。お互い馬力はあるが持久力に劣るようだ。

二人とも100kmを走れるようになったが、アスリートになるのは無理のようである。

二人とも85kg超級なのでしょうがないと言えばそれまでだが。

予断だが、ヒルクライムなどのレースでハンデ戦がないのはいかがなものか?。 体型までコントロールすることも実力のうちなのは分かっているが、レース参加者の最重量者に合わせて重りを背負ってレースをしたら、時空の森ヒルクライムで30分くらいでゴールする方は、どういう走りをするのか見たいものである。そういう方の斤量は恐らく30kg近くになるのでは・・・とふんでいる。

いい自転車を持ち、鍛え上げられた肉体の持ち主が勝つのはレースの王道だが、、誰が勝つか分からないビックリ斤量戦の部門があれば、重くて遅い人だって勝ち目が無い訳じゃないので、別の意味で白熱のレースが繰り広げられえるかも?・・・と思う今日この頃である。

2009/08追記-----------------------------------------------

先日 『関山の熊』 が190kmの長距離走行を達成したそうである。(内4kmはガケ崩れで自転車を担いで歩いたそうな)

時空の森ヒルクライムに参加し、タイムが50分を切ったそうである。

彼はアスリートになりつつある。スゴイ!

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