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2012年11月 8日 (木)

EP-301 本体電極(胸部)と誘導電極 波形の比較

誘導電極の方がノイズの少ないクリアな波形が取れる?
ということで誘導電極が付属しているわけですが
 本体電極(胸部)と誘導電極の波形の違い
 誘導部位の違いによる波形の違い

を確認してみました。

本体電極で手のひらでも測定できますが、波高が小さいため
 不整脈の有無
 リズム判定

にしか使えないと思ってください。

女性の場合、場所を選ばず胸を出す・・・というわけにはいかないので
女性のためにある機能であるといえます。

Kyoubudenkyoku_qrst_01
本体電極(胸部)でノイズの多い時
基線の揺らぎがあるのでP波が判別不能の時がある。
P波を確実に確認したい時には向かないが波高は最も高くなる。

Kyoubudenkyoku_qrst_02
本体電極(胸部)でノイズが少ない時
余計な力を入れない、体を動かさないなどの注意をすれば、本体電極(胸部)でも
クリアな波形は得られます。

Cm5_qrst_01
CM5誘導で取得

Cc5_qrst_01
CC5誘導で取得

Nasa_qrst_01
NASA誘導で取得
R波の波高が本体電極(胸部)の1/5に低下しています。
心拍として認識しない時もある為注意が必要です。

誘導部位の特徴・心電図についてはコチラの資料がわかりやすいと思います
http://medt00lz.s59.xrea.com/monitor/monitor.pdf

ディスポ電極を付けてから時間が経過した場合はどうなるのか?確認しました。
Cm5_2_qrst_01
ディスポ電極を付けてから2時間経過後のCM5誘導の心電図。

取り付け直後に比べR波の波高が半分程度に減衰しています。
NASA誘導では心拍として認識しない可能性が高くなるので、電極取り付け後の
経過時間には注意してください。

電極は1個¥70程度のコストがかかりますので、ノイズの少ないクリアな波形を
取りたい時、医師に波形を見せたい時などは誘導電極で取った方がいいでしょう。

手軽に心電図を取りたい時は本体電極(胸部)で測定しましょう。


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