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2012年12月 8日 (土)

人間劣化 その3 「差別と区別と平等と」

今、教育現場では

 競争をさせない
 順位づけをしない

という方針で

 徒競走はするが全員1位の運動会やら
 全員がヒーロー・ヒロインの演劇やら


を行っている学校があるそうです。
(さすがに、どんな学力でも全員東大に入れろ、
                   という暴論は今のところでてないようですが)

誰が思いついたのかわかりませんが、
それでまともな人間が育つと本気で思っているのなら滑稽の極みです。

親も学校も挫折をさせないように大事大事に育ててくれるおかげで
配属後の第一声が「僕 親に怒られたこともないんです」とのたまう新入社員登場。

はぁ~? どうして欲しいの?

案の定、ミスして怒られると会社に来なくなってしまいました。
ミスをして注意される、この当たり前のことですら挫折と感じる人間が出現!。
自分が成長するチャンスを挫折の種としてしまっては人間として劣化する一方です。


社会に出れば他者の評価によって、

いつのまにか順位付けをされ
否応なしに区別されます

平等とは全ての人が同じく扱われること・・・と誤解している人がいるようです。

確かに人種・思想などが異なるなどの理由で不当な差別を受けることは
防止しなければなりません。
ある一定のレベルまでの権利についても平等さが保障されています。

しかし能力や適正、努力の多少や運不運などの様々な理由によって区別され、
区別されることにより収入や待遇に大きな差も生まれます。

演劇でヒロインになれるなれないも、徒競走で1位やビリが生まれるのも
職場で同期の全員が同じ給料でないのも差別ではなく区別です。

人には得手不得手があります。
走るのは苦手でも勉強は得意という子もいるでしょう。

人には、人それぞれの能力に合った役割があります。
レギュラーになれなくても、マネージャーとしてはピカイチという子もいます。

人は区別されることで社会は成り立ちます。
(区別の元となる評価が妥当かどうかは別にして)

自分が世の中でどのような位置にいて、どのような評価がなされているか、
現実を見ない独りよがりの人間が増加中・・・。

人間劣化は進んでいます。


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人間学」カテゴリの記事

コメント

私自身、意見出来る立場にあるのかはわかりませんが…
鬱にかかる方が増えているのも、元を追えば行き当たるのかもしれません。
親が子を守る。
守るの意味の捉え方じしんが、昔と今では大きく変わってるように思います。
コメ頂き、ありがとうございます。
またしばらくの警戒が必要と聞きました。
心穏やかに過ごされますよう願ってます。

投稿: | 2012年12月 8日 (土) 23時17分

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