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2013年8月14日 (水)

点検すれば安全?

先日のNHKスペシャルで 「日本のインフラが危ない」 が放送され
点検について触れられていました。

技術系の職業についている人以外の一般の方は
 点検し問題ない
と判断されれば
 事故は起きず安全だ
と考えることが多いと思います

しかし、現実には点検し問題ないと判定された施設でも事故が起きています
点検とはいったい何なのでしょうか?

点検が必要な設備や施設において
 異常がひとつもみつからない
などということは、まずあり得ません

点検と結果の間には異常についての判定がついてまわります

放置してよい のか 対処が必要 なのか
対処が必要な場合は
ただちに か ある一定の期間内に か

点検が終了し
点検の結果、問題はありませんでした との結果が出た場合は
誰かが作った基準で、誰かが判定した結果、対処が不要だった
ということであって
その施設の安全 を保障するということではありません

人は自分に利害がないと、常に理想的な対処を求めます
 異常がないか完璧に点検をしろ
 異常があったらすべて補修しろ
 金はかかっても安全が最優先だ


点検というのは
点検する項目が増えれば増えるほど点検の質は落ちるもの
と考えておいたほうがいい
人員・時間・予算に限りがある以上これは避けられない
皆が完璧を求めれば求めるほど、自分の首を絞める結果になる可能性が高い

老朽化したインフラが激増し
それらの補修・維持・管理に25兆円必要との試算もある
補修が必要なインフラは橋だけで6万箇所もあると言われる
一つの橋に異常が100か所あったとすると、合計で600万箇所の異常がある

点検個所が増えれば増えるほど
 見逃し
 危険度の過小評価

などが発生する確率が高くなる

点検済は安全ではない
心に留めておきましょう


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