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2013年11月 1日 (金)

窓の断熱プチプチシートの正しい貼り方

更新履歴-----------------------------------------------------------------------
2016/12/09  外気温・室温・サッシフレーム温度・プチプチの内側のガラスの温度の写真を追加
2016/12/19  コメントに対する加筆を実施
2016/12/22  12/19の加筆部分の修正
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※2016/12/22加筆部分
キハタさんから結露に対する経験談をコメントとしていただきました
筆者宅の環境や生活習慣は結露しにくいものとなっており
結露に関して参考になるようなことは言えないので
キハタさんのコメントをご一読なさるといいかもしれません
  ※ただし、結露の基本原理は単純明快です
    室温と外気温の温度差が大きいほど、室内の湿度が高いほど結露しやすくなります
    いくらプチプチで遮熱をしても、外が寒すぎるか室内が暖かすぎれば
    プチプチの効果が無いかの如く結露するでしょう

我が家の断熱方式は柱の間に断熱材をはめ込む充填断熱で
 (外壁と断熱材の間は空洞で空気が流動する)
断熱に問題は見られませんが結果的に大変寒い家となっております
ここからは筆者宅の結露に対する現状をお知らせします

20161219_senmenndatsui_mado01
洗面脱衣所の窓を撮影しました
右側は 窓の断熱プチプチシートの貼り替え方 で2013/11/17に張り替えたプチプチ窓で
張り替え後丸3年が経過しています
不整脈持ちの筆者にはヒートショックは大敵なので
浴室のドアを開けてこことつなげて18℃以上に暖める、我が家では唯一暖房で18℃以上になる空間
浴室とつなげて暖めるので湿度もかなり高くなるでしょう
20161219_senmenndatsui_mado02
プチプチの向こう側=ガラス面が結露すればプチプチの向こう側が曇ったり
ガラスのシール材の部分や両面テープ部に水が溜まった形跡が確認できるハズですが
この窓では確認できませんでした

ではさらに過酷な環境である浴室の窓もお見せします
ここは2014年の秋に張り替えたので丸2年が経過したプチプチ窓です
20161219_furoba_mado01_2
浴室は最も過酷な環境です
プチプチのガラス側が結露したりカビが生えやすい場所と思われます
20161219_furoba_mado022
ご覧のように、プチプチの表面(室内側)は結露してビチャビチャです
20161219_furoba_mado032
では、これを拭いてプチプチの向こう側が結露しているか見てみましょう
 ※結露を放置しといてカビとか言わないように・・・そのレベルの低さはもはや論外です
   筆者は毎日拭いて、外気を入れて乾かすなどを手入れをしてます

20161219_furoba_mado042
どうでしょうか?
プチプチの向こう側が結露して曇っているようには見えません
(比較しやすいように表面が結露している写真を載せましたので比較してみてください)
ガラスのシール材や両面テープ部に水が溜まってカビている様子もありません

次にリビングの窓ですが、冬期間の筆者宅では
  原則洗濯物はリビングで室内干し
  リビングの暖房はファンヒーター
  洗濯物を乾かすため暖房はエコモードで
  洗濯物に長く風を当てるため室温をじわじわと上げていくというやり方で
  真冬は3時間焚いた時の室温の目安は13~15℃程度が上限になる、大変寒い家です
※長年、そういう生活をしているので室温がそれくらいで十分暖かいと感じる服装で過ごし
  慣れによって暖かいと感じる身体になってます
20161219_living_mado01
20161219_living_mado02
さすがにプチプチの下の端には結露した滴が確認できますが、ガラス面はどうでしょう?

この辺は、個々の環境によって起こり得る現象は千差万別なので
自身と異なる環境下での結果については、誰にも断言も保証もできないと思います
従って、筆者としては
我が家ではプチプチをした結果がこうこうこうですと写真やデータで示すことしかできません


ここから本文
断熱シート、熱を全く伝えない訳ではないので正確には減熱シート
もう10年も前から冬季に暖房を行う部屋の窓には断熱プチプチを貼っていますが
最近は水貼りタイプしか売ってませんね~
施工が簡単なので両面テープ式が廃れるのは当たり前なんですが
ガラス部に直接水貼りでは断熱効果が減少するのご存じですか?

確認方法は簡単です

窓ガラスに直接手で触れてみます
冷たいですね
今度はガラスと手の間に僅かな隙間を作ってみてください
どうでしょう?
手とガラスの間に空気が存在することで冷たさは直接触るほどは伝わりません
断熱プチプチシートでも、これと同じことが起こります
実際、ガラスにプチプチが触れているところはプチプチの表面が結露します

ではどうするか?

窓を窓枠から外します
ついでに窓の汚れを水洗いで落としちゃいましょう
外す時に窓を落としてしまうと大変なことになります
二階は特に危険なので十分注意しましょう

20131103_uchipuchi02
乾燥後、フレームの4面に
  再剥離可能な両面テープ
を貼ります

ホームセンターのテープ売り場に¥398程度で売ってるハズです
テープ幅は10ミリがベストです
幅が狭くなると長さが長くなるのでコストパフォーマンスもですし
10年後にプチプチシートの交換が必要な時、幅が広いと剥離が大変です

両面テープは使用量が多いので、つい安物を使いたくなりますが
お値段で決めるとエライ目に遭います (特に100均モノ、紙のモノはNG)

プチプチシートも安いものはNG、180×90で¥300以下は紫外線の影響なのか
数年でボロボロになって大変な目に遭います (梱包用などもってのほか)

プチプチシートをシワにならないように隙間なく貼っていきますが
この時シートとフレームの直角部分を合わせると、4つの面の内2面のみシートがはみ出ます
はみ出た部分はカッターで切り落としますが、カッターをフレームの端に当てがい
フレームを浅い角度で削る感じでカッターの刃を動かすと
フレームの端に沿ってキレイにシートを切り落とすことができます

  安いテープを使うとどうなるか?
  プチプチシートの貼り替えなど
  ここまでの手順を写真付きで紹介した記事をアップしました
  こちらをご覧ください↓

    窓の断熱プチプチシートの貼り替え


面倒ですが、こうしてフレームごと断熱プチプチを両面テープで隙間なく貼ります

 

Puchipuchi_01_2

 

Puchipuchi_02
ガラスと同様に金属フレームも熱をよく伝えるのでフレームごと覆う訳です

20131103_uchipuchi01
もちろん、窓の開閉は普通に行えます

ガラスよりフレームの方が若干高いので、フレームから上手にシートを貼ると
プチプチシートがガラスから僅かに浮きます
これでシートが直接触れるのはフレームのみとなり
面積の大部分を占めるガラス面はシートに直接触れないので、冷気が伝わりにくくなるのです
20131103_uchipuchi03
このように隙間にちょうど断熱プチプチが入り込むので密閉度もあがります
この方法は、年中プチプチを貼りっぱなしにする方限定です
春に剥がしてしまう方は、効果が落ちてもガラス面のみ水貼りで・・・

この方法の欠点は、何と言っても手間がかかることです
デカイ窓ではなおさらです
両面テープを使いフレームを覆う分シートも多く使うのでガラスのみよりコストが増します
1枚のシートをなるべく効率よく使えるように窓の寸法を測りムダが出ないようにしましょう
余った歯切れは出窓の飾り窓部分などに使用すると


効果の検証
広さは20畳相当のリビング+ダイニングキッチン
外気に接するガラス窓やガラス扉の面積は部屋の外壁面積の1/3程度

条件は無風・放射冷却で冷え込むことが予想される日
外気温を合わせるのは無理ですが、似たような気温推移になることを願って
室温を同一にして運を天に任せて実験スタート。

似たような外気温の推移の日のデータ(何日トライしたことか・・・

  プチプチ断熱前
    23:00の室温18℃、外気温-4.2℃
    6:00の室温-2℃、外気温-7.2℃

  プチプチ断熱後
    23:00の室温18℃、外気温-4.6℃
    6:00の室温2℃、外気温-7.9℃

おおよそ
  4℃の差
となりました。

中クラスのファンヒーター(木造8畳相当)を3時間焚いた時の室温
  断熱前は13℃ (焚き始めの外気温-9.8℃)
  断熱後は16℃ (焚き始め外気温-10.6℃)


部屋は広く窓が多い本当に寒い部屋ですが、これくらい改善されました。
我が家のように冷える家には手間とコストがかかっても実施する価値は十二分にあると思います


番外編・・・ホントにガラスやフレームは冷えの元?
百聞は一見にしかず
2016年12月9日 前日夜21:00以降暖房を使っていない早朝4:00の洗面所での検証写真です
20161209_putiputi_temp
外気温 -0.6度
サッシフレーム金属部分の温度 0.2℃
プチプチの内側のガラスの温度 2.2℃
室温 5.4度

サッシフレームの金属部分は外気温+1℃以内
いかに金属部分が外の冷気を室内に導いているか、よくわかりますね
ガラスも2.2℃と金属に負けず劣らず冷え冷えです
部屋が冷えてお困りの方は、迷わずプチプチした方がよろしいでしょうね
プチプチの施工を考えてみるのもいいかもしれませんね


終わりに
本来結露して水分を集める窓を断熱することによって、他の場所が結露してカビが・・・
という経験をされている方もいらっしゃるようです
確かに理屈はその通りですが、そこまで温度が下がる場所が窓以外に存在するとは
断熱に欠陥のある欠陥住宅や、家具の配置で空気が澱む場所がある
等を考慮した方がいいかもしれません
家の断熱ってのは難しいもので、生兵法で高気密高断熱もどきに手を出した業者の家が
結露してカビがひどくてって話は結構よく聞きます
筆者宅も浴室の窓のプチプチをしてから浴室の天井や壁の結露が目立つようになった気がしますが
今は家族が増え、入浴する人数は増えました
その分浴室の温度や湿度が高くなってる時間は長くなり、以前とは単純に比較はできないでしょう
前後の比較データも写真も残っていないので筆者がこれ以上言えることはありません

ちなみに人様の家のプチプチや結露状況がどうか? 筆者は一切見てません
自宅と人様の家では断熱方式や環境や生活習慣が異なるので
得られる結果が同じになることは、まずないと考えた方がいいでしょう


結露だ~、冷えだ~ と騒ぐ前に、自分の家のことをどれだけ知ってますか?
  自宅の天井裏に上がったことがありますか?
  床下にもぐったことがありますか?
  家の断熱方式は?
  断熱材がキチンと入っているか?ズレていないかなど確認した事はありますか?
  床下や壁や天井の空気の流れを自分自身で確認したことはありますか?

それをせずに、冷えや結露についてあ~だこうだ言っても始まりません

まずはガラス窓をプチってみる
プチったのに冷えが改善されなかったり、結露が抑えられなかったり、カビが生えたら
原因を調べる→対策を検討する→対策を実行する→効果を検証する
というようにPDCAを回さないと改善は図れません

ご参考までに水道管が凍って困ってたときの記事を載せます
  トイレの水道管凍結防止対策・・・前編
この対策を施すために、床下にもぐったり、天井裏に上がったり、
冷え込む日のアチコチの温度を測定したり、壁の空気の流れなどを調べました

筆者宅と異なる環境や、異なるプチプチの貼り方をなさった方に
筆者の経験談は通用しないかも知れませんので
ご自身の環境やライフスタイルを加味したうえで、検討なり実施なりをなさってください


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コメント

キハタさん
貴重な経験談や環境についてお教えいただき、ありがとうございます
以前から結露に対するコメントなどもいただいており、お困りの方も少なくないと思われます
我が家は結露しにくい温度環境なので結露に対してはほとんど参考になりません
従って、結露に対してはキハタさんのコメントを参考にするように加筆・修正させていただきました
個々人の環境や生活習慣によって窓にプチプチすることひとつとっても
得られる結果は様々だということを知ることができました
これからも筆者の至らぬ点をご教授いただければ幸いです

投稿: まんたろう | 2016年12月22日 (木) 11時04分

なるほど!!!室温の管理は重要ですね。ファンヒーターなどを使うと多湿になります。リフォームがてらに断熱施工をして見えない部分が結露し本末転倒なんて事がざらにあります。 特に戸建では夏型結露する家もありますよね。 我が家はマンションの丁度真ん中辺りにすんでいます。故にとても暖かいのですが、ガスファンヒーターと加湿器(湿度管理はしていたのですが)を使っていた所、家具の裏側はどうしても温度差が出来てしまい、黒カビがポツリポツリと出来ていました。それ以来、暖房はエアコンにしました。プチプチの断熱にカビが生えたのは実家で、古い日本の風土に合った木造の住宅です。暖房はファンヒーターを20度くらいで使用してたかと思います。外との温度差はかなりなもので朝から夜まで使用しています。ですからプチプチの表面が結露
するのは当然で、プチプチを施工時期が多湿であったか、また隙間がある張り方をしたのか、などの要因があるのかもしれませんが中側も結露して、二年後にカビが外からわかるほど生えたました。それからは、取り外しができるプラダンに変えて対処をしています。窓ガラスを除湿機と思いなさいと知恵を付けて頂いたのは、施工してくれた大工さんです。単層硝子の我が家ならありだなと思いました。因みに実家と我が家は関東です。 まんたろうさんのご意見は参考にさせて頂きます。乱文失礼しました。

投稿: キハタ | 2016年12月21日 (水) 21時19分

キハタさん
それぞれの家の環境によって異なります
我が家はよその家ほど暖かくしないので、プチプチのガラス側は結露しません
何せ暖房しても室温は13から15℃程度ですから他のどの場所も結露しません
注意書きとして、そのことを書き足しておくことにします

投稿: まんたろう | 2016年12月18日 (日) 21時21分

プチプチと窓の間はぴったり張らないと中で結露してます。しばらくすると中に黒カビが…… ある程度窓に結露させて、拭いてあげた方がいいです。なぜならその結露しなくなると、家具の裏など冷えてる所にしわ寄せがきて、カビの温床に。 

投稿: キハタ | 2016年12月18日 (日) 17時18分

名無しの権兵衛さま
黄色を使うのやめてみました
読みやすくなったでしょうかねぇ~?

投稿: まんたろう | 2016年9月23日 (金) 18時41分

黄色の文字は見えにくいですね

投稿: | 2016年9月23日 (金) 16時21分

もう一つ質問なんですが、
両面テープは サッシの窓枠に貼って
貼った時点で ガラスとシートの間と言うか
空間が あっても 良いんでしょうか?
気になって 書き込みました
書き込みの返事 お待ちしています

投稿: ren | 2013年11月29日 (金) 22時10分


こんばんは~
初めまして

両面テープ結構いりそうですね
参考にさしてもらいます

質問なのですが
結露の水滴は 大丈夫なのでしょうか?
水で貼るやつで
凸凹ガラスに たまたま 引っ付いてるんですが

すでに濡れています

投稿: ren | 2013年11月29日 (金) 21時53分

プチプチを窓に貼ると 暖かいからおすすめ って、
知り合いから教えてもらっていたものの、貼るのが億劫で、試していないのですが、
貼ると 約4度も違うのですね
なるほど

投稿: はるちゃん | 2013年1月20日 (日) 21時32分

まりりんさん
コメありがとうございます。

参考になれば幸いです。
上手にできたら教えてくださいね。
ガンバ

投稿: まんたろう | 2012年12月23日 (日) 20時24分

まんたろうさん。こんにちわ(*^。^*)
何も知らずに断熱ぷちぷち買ってきたので、大変参考になりました。特に画像が分かりやすかったです。
水で貼るタイプではなかったので、両面テープも慎重に選んで購入します。
がんばりまぁす♪♪

投稿: まりりん | 2012年12月20日 (木) 22時18分

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