公助はすぐには届かない・・・最低2週間は自助で
先日の大雪騒動
多くの方が大変な目に遭いました
近い将来起こると予想されている大地震
道路・橋などの多くが破壊され、長期間交通網が遮断され
復旧に時間がかかる大災害に比べれば
よけてしまえば何とかなる たかが大雪 で
この混乱ぶり
どかせば何とかなる雪と違い
重機や人員が揃っても
すぐに復旧しない大災害に比べれば比べるべくもない
たかが大雪で
この騒ぎである
もし、大地震が起きたら、どのような事態が起きるか簡単に想像できるというもの
防災の専門家によれば、巨大地震では
食料は2週間
水は1か月
電気は早くても1か月~2か月
は不自由することは覚悟しておいた方がいいらしい
言うまでもなく、復旧作業にも資材・燃料・食料などの物資が必要だ
これらが確保できないところは、上記の期間でも想定は甘いのかも知れない
公助には限りがある
公助を求める人が増えれば増えるほど公助の手が回らなくなる
また余力のない人が増えることで共助も滞る
自助・共助でとりあえず生きていける人は、自分たちで何とか生活して
公助に頼るしかない人に公助が回るようにする
直接何かしてやれなくても、これも共助と言えるだろう
とにかく公助を受けやすくするには、公助を求める人を減らすしかないのだ
筆者は近所に親しい友人が数名いるが
元看護師・調理師・土建関係・電気技師などの専門家集団である
非常時には避難所にいかず
お互い共助で困難な時期を乗り切れるように役割分担などを話し合っている
人の活用も重要な自助の手段である
ライフラインが全て止まったら
あなたは何日生活できますか?
お金があっても買うものは、お店にはありませんよ
いざ大地震が起きてしまったら・・・
備えがない人は死を覚悟した方がいいでしょう
いくら文句を言ったところで、公助はすぐには届かないのだから・・・
追伸
本日夜、タイミングよく池上彰さんのTVで地震について放送がありますね
最近、この手の番組がチラホラ見れるようになったのは
地震が近い・・・のかも知れません
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コメント
tomoさん
コメントあざ~す
雪はほっといても溶けますが
壊れたライフラインやインフラは放っておいても直りませんからね
東日本大震災で直接被災し衣食住に不足をきたした被災者は30万人程度と言われ
東海・東南海・南海の3連動地震では少なくとも500万人にのぼるとみられています
被災したわけではない私たちの地区でさえ
物資不足・燃料不足に見舞われガソリンを入れられたのは1か月後でした
500万人の被災者
生産・物流が止まってしまったら・・・
tomoさんは
もしもの時、防災士として活動しなければならないんですね
沿岸沿いの被災地区は
阿鼻叫喚の地獄絵図になるものと思われます
くれぐれもお気をつけて
追伸
今年は雪が消えてしまいました
福島県会津地方は、毎年1月10日頃暴風雪になります
来年は是非おいでください
投稿: まんたろう | 2014年2月27日 (木) 21時01分
雪国の方には、本当にたかが雪でですよね
私の住む愛知県はたった5~10㎝の積雪だけで
丸々1日主要高速道路が閉鎖
私鉄の名古屋鉄道や温かい海流上にある中部国際空港は
なんとか運行していましたが
JR、近畿鉄道共に一部運休
関東に比べれば少ないですが帰宅難民が出ました
本当に情けないです
40数年前「自然災害」と言う言葉が出来たきっかけと
言われている伊勢湾台風が到来した我が県
そして、30年前から東南海地震が起こると言われ続けて
いちよう地震対策だけはできているらしい我が県
津波で瞬時に持っていかれたならば話は別ですが
そのX dayが冬季ではないとは言えません
雪道をヒールだろうが意地で帰宅できる知識と術を
身につけるか
被災地で鎮火するまで生き延びるための
ネットワークがあるか無いかが運命の分かれ道
まんたろうさんならば大丈夫ですね
私は、地震時は防災士として県の指揮下に入りますが
まんたろうさん的には災害ではない大雪
そのことも含め、しっかり人的な対策をと
若輩者の意見として今度、集まりの際に提案してみます!
しかし、その前に一度、私も雪国を体験しないとですよね
投稿: tomo | 2014年2月26日 (水) 23時08分