さらば わが青春のミリオタ道
かつて、筆者が若かりし頃、世はサバゲー全盛期だった
その頃集めた軍用品が、今もってリビングに飾られている
筆者がリビングに銃を飾る理由、もちろん銃が好きというのもありますが
自己中かつ一点集中型で自分の時間を邪魔されるのが大っ嫌いなB型の筆者は
予定外を極端に嫌う
セールス、趣味も話も合わない町内の人・・・・など
仲良くなりたくない来訪者の深層心理に筆者があぶないヤツだと植え付けて
筆者を避けてもらうために、銃を飾り、頭髪と眉を剃り、目を吊り上げる
(その点、ネットは初めからコミケの時間として時間配分しているので問題はない
ついでに言うと、他者と交流するのが苦なわけではない、あくまで予定外の交流が)
一般論として
リビングに銃が飾ってある
主がスキンヘッドである
主がムスッとしている
の嫌悪感三銃士が揃えば (それはすでに一般論ではないというお叱りが・・・)
セールスとの交渉事などで相手にウダウダと能書きを垂れさせることもなく
仲良くなりたくない連中からウザったい干渉を受けることもなくなる
それでも怖気づかない天晴れなセールスや、不感症の来訪者であれば
昔、何をなされてたんですか?などと見当違いな質問を浴びせてくるかもしれない
そんなときは、この写真を見せ、うつろな目で斜め上を見ながらボソッと昔の話をする
写真はチェチェン共和国の高山地帯、フクシマケンコオリヤマシフキン という場所で撮影
筆者は チェチェン紛争 でチェチェンの自由のためにロシアと戦ってきた義勇軍の傭兵で
銃弾や砲弾が飛び交う戦場で大けがをし、心が荒みきって帰国したが
今も毎夜悪夢にうなされ、汗びっしょりで目が覚めるPTSDに苦しんでいる元兵士という設定
そして悪夢の内容をふるえながら話す
「自分が放った弾丸で死んでいった敵が夢に出てくるんだ・・・」
「血みどろの顔で・・・・」
「毎日毎日、俺をにらみつけながら」
「あいつも、こいつも、俺を殺してやると・・・」
「うわぁ~~~~~」 (ってどこぞのB級映画かっつ~の)
トドメに肩にある丸いヤケドの跡を銃創だと言って見せながら、こう話す
あんた、銃で撃たれたことあるかい?
(キャンプの焚火で焼けた飛び石が肩に当たっただけ)
ほれ、ココ、後遺症でな、今でも肩がまともに動かないんだよ
(人はそれを五十肩という)
大多数の人間は、ここまでくると、たいがい距離を置くようになる
人はコレを経歴詐称と呼び、筆者をキチガイだと思うかもしれないが、その通り
だが、孤独が好きなオタクが一人の時間を守るためには、ウソも時に方便 である
元戦場のイノシシ(じーじ) vs 孫娘
しか~~~し、そんな孤独とユーモアとミリタリーを愛する偏屈な筆者にも
可愛い孫娘が
誕生してしまった
これを天使と呼ばずして何と呼ぶ
6月初めころには我が家に、じーじの癒し係(お邪魔虫?)として着任予定
そんなところに殺伐とした銃器類があるのはいかがなものか?
言葉はなくとも、家族の微妙な視線を感じる
変態不良中年の筆者ではあるが、いくつかあるポリシーのひとつが
男は潔くなければならない
他には
男は強くなければならない
男は優しくなければならない
男は頼りにならなければならない
そして、男はスケベェ~でなければならない(えっ これは違う?)
で、ついに、潔く、無骨な軍事物資の撤収を開始
妙にアンバランスな展示エリアからガチャガチャと歴戦の相棒達を外しては
大事に大事にガンケースに収納 (SIG552 と H&K G36C)
かつて、登山で装備していくほど愛用していた迷彩服やコンバットブーツから
サイドアームのハンドガンやショットシェルベルトだけでなく (そんなもんつけて出歩くんじゃない)
蔵書までもが犠牲に・・・
これは譲れないというもの以外は処分され、捨てるにしのびないものは大奥に移される
あぁ~~~~~~っ
じーじの闇の歴史が消されていく・・・・(さすがに、もうサバゲーはやらんけど)
で、まだ途中経過・・・・なんとも軟弱なインテリアに・・・・
最後の一丁も、来週には撤去予定
くくっ 一家の主ともあろう者が己の矜持を曲げねばならんのか・・・なんたる屈辱
ぐぬぬぬ・・・・
ひぁ~~~っ お目目開けたんでちゅねぇ~
一重に見えるけど奥二重でちゅねぇ~
ふ~ この天使の前では元戦場のイノシシも、牙を抜かれたタダのイノブタに成り下がる
主の矜持も、この可愛さには勝てませんわ
さらば、我が青春のミリオタ道
追伸
中央の結愛の命名書は、じーじが書きました
習字は難しいです
字がお上手な方をとても尊敬します
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