COOLPIX P1000

2020年9月18日 (金)

数分で移り変わる自然の芸術(朝焼け編)

毎朝、天使の階段を狙ってますが
なかなかチャンスに巡り合えません
で、今朝も雲と日差しの様子を確認しにいくと
薄っすらと朝焼けが

カメラを持って戻ってくる1~2分
たったそれだけの時間で何の変哲もなかった朝焼け具合は劇的に変貌
Dscn1279_1200
ほんの数分前までは薄水色の背景に雲で霞んでたただの朝の空
南の方角がうっすらオレンジ色に染まってる程度の普通の空だったんですが
あっという間に雲が赤く染まって驚きの景色に

しかし、この空の色もわずか1~2分で赤みは抜け
普通の朝の空に戻ってしまいました

Dscn1282_1200_2
自然が織りなす芸術、自然の風景ってのは
いい写真が撮れる確証がないと写真を撮りにいかない的な合理主義者には
絶対に撮れないことを身をもって思い知りました
とにかく現地に行ってカメラを構え、自然が作り出す芸術を待つ
例え思ったような景色に出会えなかったとしても

家の近所ならカッコイイことが言えますが
実際、はるばる遠征して成果ゼロだったら・・・・

特定のシチュエーションの自然風景を撮影ってのは
我慢と忍耐力の勝負ですなぁ

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2020年9月16日 (水)

COOLPIX P1000で金星を撮る

今年の5月にCOOLPIX P1000を購入し
4か月ほどで火星・木星・土星を撮る機会に恵まれました
9/13、朝の4時30分に目覚めると
お月様と金星が東の空に輝いていました
Dscn1256_1200
Dscn1257_1200
f8 と f3.5での明るさの比較(シャッタースピードはともに1/25sec)
2と1/3段分でこのぐらい違うんですね
普通は露出を合わせるためにシャッタースピードを調整するんですが
この時はあえて露出の違いを体感しました
下段の写真が人の目で見た感じに近いです

Dscn1270_1200
金星  ISO 100, f8, 1/1250, 2156mm(35mm換算12000mm相当)
この日の金星の視直径は18″くらい、明るさは-4.1等くらい
高度が低いので空気の揺らぎの影響は大きくモヤッとして見えますが
半月上であるのは確認できますね
金星の写真は数十枚撮りましたが、いずれもシーイングの影響で像が歪んでいるか
モヤッとノイジーな感じでクリアに撮れてる写真は皆無でした


Dscn1275_1200
この日のお月様はこんな感じ


今年は10/14の朝方に月と金星がかなり接近します
(1日違うだけで随分変わります)
10/14はお天気が快晴であることを祈ります


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2020年9月12日 (土)

天使の階段

早朝、または夕方に
雲の切れ間から太陽光が光の柱のように
地上に降り注いで見える現象を
天使の階段、または天使の梯子といいます

 薄明光線(Wikipedia)

通勤時にたまに見かけるのですが
休みの日にたまたまこの現象に巡り合うのは
なかなか難しいですね

今日はよさげか?
と撮影に出かけましたが
残念ながらいい感じには撮れませんでした

Dscn1220-hikaku-1200
Dscn1220_1200
ISO100, f8, 1/1000sec, 7.9mm(35mm換算44mm相当)

もう少し太陽が低い位置で
かつ雲の穴も小さかったら
川面まで天使の階段が届いていい感じになったんですが

COOLPIX P1000のような
イメージセンサーが小さく
ダイナミックレンジが狭いカメラでは
シャッターチャンスは限られますが
そこは撮り手がなんとかするしかない

Dscn1239_1200
それにしても、雲は天然の芸術作品ですね


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2020年9月11日 (金)

COOLPIX P1000で火星を撮る(今年が最後のチャンスかも)

2020/10/6
火星が2年ぶりに最接近します

2018/7/31が大接近で約5800万キロ
今年はそれには及ばないものの6200万キロまで近づきます
さらに2年後の2022/12/1には8200キロ
2025
/1/12では9600万キロと遠ざかる一方なので
COOLPIX P1000で火星が撮れるのは
今年が最後のチャンスかもしれません(筆者の残りの寿命では)

視直径が小さい火星は
COOLPIX P1000ではシーイングが良くないと非常に厳しいんですが
2020/9/6現在、土星本体の視直径が18″くらい
火星が19.6″くらいで火星の方が大きく見えてます

 火星の視直径(JAPOS火星大接近観測キャンペーン)

 土星の視直径(つるちゃんのプラネタリウム)

Dscn1133-800
ISO 100, f8, 1/200sec, 2156mm

視直径の比較のために土星にも登場してもらいます
Dscn1042-1200
ISO 100, f8, 1/50sec, 2156mm


火星の写真は100枚くらいとって球形に撮れてたのは1枚か2枚

よく、お星さまはキラキラ輝くって言いますが
あれ、シーイングが悪くて空気の揺らぎが大きい時なんです
空気が揺らいで星の見かけの大きさや光の屈折が変わるんで
見ている人の目に入る光の量が変わってキラキラするわけです

この日は目視で見る火星はほとんどキラキラしてなかったんで
シーイングは悪くない日だったとは思うんですが
それでも火星くらい視直径の小さな星は撮るたびに形が変わります
Mars-mix
4枚に共通するのは

  南極に見える白い部分(ドライアイスと考えられている)と
  中央右端の黒い部分(大シルチス?)

さすがに細かい模様までは無理ですね
視直径が大きく変わらない土星は縞模様もわかるんですが
なぜか火星はあまり写りがよろしくないんです

10/6の準大接近の日は、写真より1.3倍くらいは大きく見えるので
シーイングがいいことを祈ります



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2020年9月 9日 (水)

月の撮影にみる高倍率での撮影はピントとシーイングがキモ

次の写真をご覧ください
Dscn1044-1200
JPEG撮って出しのこの月の写真、よく撮れてると思いますか?


では次の写真はどうでしょう
Dscn1043-1200
ISO100, f7.1, 1/200sec, 432mm(35mm換算2400mm相当)

2枚目を見ると1枚目はシャープさに欠けるのがわかると思います

  ピントが甘いのか?
  シーイングの影響なのか?

判定はなかなか難しいですが
より分かりやすくするために拡大して比較したモノを並べてみると
10431044mix
左(2枚目が)シャープで右(1枚目)はボンヤリした感じで
右の写真は細部のディテイルが失われているのがお分かりになると思います

1枚目と2枚目の撮影間隔は30秒
ピントをいじったのか?どうかはよく覚えていないんですが
基本焦点距離を変ない時はピントも変えないハズなので
ピンボケではないと思うんですが・・・・確証はない

で拡大写真で検証してみると
ピンボケの場合は全体的に像が大きくぼやけるハズなんですが
全体的にぼやけて肥大しているのではなく
場所によって変形度合いが変わっています

これはおそらくなんですが
若干ピントが甘いのと空気の揺らぎの影響で
スッキリしない映像感+像が歪んでいるのだと思われます

シーイングの良し悪しは
明るい恒星や火星など視直径の小さい明るい星を目視するとわかります
キラキラ星が瞬く日はシーイングがよろしくない日

この月の写真を撮った日は、火星はほとんど瞬いてなかったんで
シーイングは悪くなかったハズなんですが
やはり南中でなかった分
空気の揺らぎの影響を受けやすかったのかもしれません

今まではピーキング表示と像の大きさでピント調整をしていましたが
(ピーキング=コントラストを強調表示させるピント調整の補助機能)
ピントはピントリングで調整していました

前回の記事でもお伝えしましたが
スカイメモSというポタ赤を買ったので
なるべくカメラに触れないようにするために
リモコンでピント調整をすることにします

シャッターボタンを押すにせよ、ピントを調整するにせよ
カメラを強めに触るこれらの行為でズレたら嫌なんで・・・
 ※リモコンでピントも調整できると今回初めて知りました
  完全に勉強不足です^^!

ポタ赤での追尾撮影が楽しみで仕方がありません
COOLPIX P1000を使い倒す旅はまだまだ続きます


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2020年9月 5日 (土)

金に物言わせるα7SⅢか? いばらの道のCOOLPIX P1000使い倒しか?

カメラやレンズの価格は
より多くのシャッターチャンスに対して支払われる対価

高額なカメラやレンズは
いかなる状況下でもシャッターチャンスにしうる可能性が高く
安いカメラほどシャッターチャンスに制限が多くなり
シャッターチャンスを逃がしやすいカメラということになります



2020/10/9 ソニーから恐ろしいカメラが出ます(予定)

 SONY  α7SⅢ

 1200万画素(動画向けのため800万画素もあれば十分)
 常用感度は脅威の ISO102400 (実用は51200くらいか?)
   ダイナミックレンジは+15ストップ
   4:2:2 10bit 4k 120p

ようは暗いところでも驚くほどよ~映りまっせ
のフルサイズミラーレス一眼カメラ

お値段なんと!ボディだけで¥409000

ですが、いかに優れたカメラであろうとも
ボディだけのカメラはレンズがなければただの高い箱
レンズはどんな被写体を撮りたいのか?で変わってきます
では、筆者は一体何を撮りたいのか?

それはズバリ
カメラと三脚だけでお手軽に夜空に浮かぶ様々なものを撮りたい

 色々機材を揃えて
 お金と手間暇かけて
 真剣に追及してる方が聞いたら
 こういうアホがいるんだな

と思われるんでしょうが
まあ、誰もがお金と労力を惜しまず趣味に没頭できるわけではないので
真面目にニッチな領域を目指してるわけです

とあるプロの星景写真家の方が、このカメラであれば
赤道儀なしで十分星を点で捉えられる露光時間で撮れる
とおっしゃっておったので

広範囲の星空撮影用にF1.8の広角単焦点レンズ
 14mm F1.8 DG HSM

星雲などのために明るい単焦点望遠レンズ
 105mm F1.4 DG HSM
              ※ともにメーカーはシグマ

この2本を一緒に買ったとすると
カメラ本体とレンズ2本で総額¥800000近くに

たかが趣味のブログやSNSにアップするためだけに¥800000
まあ、趣味ってのはそういうもんではありますが・・・・・





一方、惑星ならば三脚とカメラだけで
ちょっとした望遠鏡並みの写真が撮れる我らが

 COOLPIX P1000

Dscn0835-1200
条件が良ければ(風・空気の揺らぎがなければ)
カッシーニの間隙も分解できます

Dscn0910_1200-ov
また、広角端(24mm相当)ならば
固定撮影の30秒露光に画像補正で
天の川を浮かび上がらせることができます
なぁ~んとなくですけど
北アメリカ星雲とペリカン星雲の赤いボワッが
画像中央付近に写ってませんか?

感度がチンチクリンなCOOLPIX P1000ですが
赤道儀で追尾して、た~~~っぷり露光してやれば
長めの焦点距離だって光を十分集められるし
星雲だって撮れるハズ
(レンズ径67mmで焦点距離3000mmの望遠鏡とみなせる)

で、必要なのはコレ

 ケンコー スカイメモS(ポータブル赤道儀)

専用微動雲台、バランスウエイト1kg、Nikonのレリーズもついでに買って

 ¥52670


筆者レベルの出力方式で趣味で自己満のためにですよ
α7SⅢの方がすっげーキレイに写ったとしても

  そのために¥800000出すか?

α7sⅢに比べてメンドクサイし写真は劣ったとしても

  ¥52670で済ませるか?
  (ポイント還元で実質¥47403)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

熟考を重ね¥52670に軍配
即日ポチる

やっぱりね、可愛いんすよ
COOLPIX P1000は

 ピーキーな物好き
 マイノリティに居心地の良さを感じる
 リッチは嫌いニッチで勝負
 動画はメンドクセー

の筆者はCOOLPIX P1000を使い倒すことにしましたん


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2020年8月30日 (日)

35mm換算 3000→6000→12000mmの画角と見え方

県道 「猪苗代塩川線」にある磐梯山眺望個所

そこから磐梯山の山頂(岩の塊の上にちょっとした祠があった気が・・・)を
3000mm、6000mm、12000mm相当で撮影
地図で確認すると山頂までの距離は直線距離にしておよそ5km

Dscn1026-800
この日の磐梯山
この時期にしては空気は澄んでいる方

Dscn1033_800
ISO 100, f4.0, 1/400sec, 21mm(35mm換算115mm相当)

人の目で見た感じは35mm換算で50mm相当と言われていますが
 ※画角ではなくモノが見える大きさが50mm相当の焦点距離のカメラで見た感じ
その2倍以上に拡大しても山頂は眼視できません

Dscn1029_00001
3000mm相当に拡大すると山頂のガレ場と祠らしきものが見えてきました

Dscn1030
6000mm相当に拡大すると祠と2人の人らしき姿も確認できます
(6000mmまでがダイナミックファインズームと言われ画質低下が少ない)

Dscn1031
12000mm相当

ぱっと見女性二人が見えますね
ひとりは青い服装
ひとりは白い帽子

電子ズーム(ただトリミングして拡大したと同じ)なので画質はアレですけど
ちょっとAFが甘い?
マニュアルでピンを追い込めば、もうちょっとハッキリ見えるかもですが
まあシーイング(空気の揺らぎ)の影響が出てるので、こんなもんでしょうねぇ

5km先の数十センチの祠が判別できる
COOLPIX P1000はまさしく

 スパイカム

と呼びにふさわしい


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2020年8月25日 (火)

COOLPIX P1000は買い?(できること、必要なモノ、かかる金額)

そこそこの投資で
大げさな準備を必要とせず
お気軽お手軽に
そこそこの写真を撮ることができる
 万能な大人のおもちゃ Nikon COOLPIX P1000
何をどう求めている方がCOOLPIX P1000を買っても後悔しないのか?
数あるカメラの中から COOLPIX P1000を選ぶ一助になれば幸いです



COOLPIX P1000が買いな人はこんな方

 投資できる金額は20万くらい

 カメラ本体と三脚だけで、お手軽に月や惑星や太陽が撮りたい

 出力媒体はSNSやネット上にアップするくらい
 写真を見るのはスマホ・PCのモニター(FHD/4K)が主
 印刷するにしても、せいぜい300dpi/A4サイズで印刷する程度
 (A4 300dpi、4Kモニターで見るなら1000万画素で十分)

 カメラがデカくて重くても気にしない・苦にならない



COOLPIX P1000使いこなしに必要なもの

 写真撮影全般に必要(お高めで頑丈な三脚)¥2~30000くらい

 太陽を撮る(ND-100000減光フィルター)¥9000くらい

 超クローズアップ撮影がしたい(クローズアップフィルター No4)¥2~3000くらい

 タイムラプスが撮りたい(複数回撮る場合は充電器、予備バッテリー) ¥8000くらい

 月や土星や木星などの惑星が撮りたい(微動雲台、リモコン)¥10000くらい

 惑星をもっとキレイに残したい(スタッキング処理ソフト)無料

 天の川が撮りたい(RAW編集ソフト・画像処理ソフト)無料 

 滝や水の流れを絹みたいにしたい(NDフィルターセット) ¥6000くらい

 光の反射を除去してはっきりくっきりさせたい(CPLフィルター) 上記NDと価格は込み


 もっと深く(オプション)  
   淡い天体を撮りたい
   天の川をもっとキレイに撮りたい
   (星像を点にしたり、長時間シャッターを切る必要あり)
     ポータブル赤道儀・レリーズ ¥50000くらい



【作例】

太陽を撮りたい
Dscn0561_00001
部分日食
Dscn035221000
太陽黒点の撮影
Dscn034021000
黒点の拡大撮影

ND-100000、または、ND400の2枚重ね(ND-160000)で撮影できます
AFはほぼ合わないのでMFを使う必要あり
ND-100000であればシャッタースピードは1/500sec以上でブレる心配はほぼありません





惑星や月が撮りたい
 以下の写真は撮って出し
 または多少のレベル補正程度を実施
Dscn0838-1200-0_20200819202601
木星と大赤斑とガリレオ衛星(画像処理をしています)

Dscn0835-1200
土星  ISO 100, f8, 1/13sec, 2156mm(35mm換算12000mm相当)
シーイングなどの条件が整えばカッシーニの間隙も分解します

Dscn0764_1200


 惑星撮影時の注意点
  高倍率で撮影が必要な惑星は撮影条件がかなりシビアです
  シャッターボタンを押すだけでブレるのでセルフタイマー、リモコン、レリーズを使います
  風がある日は頑丈な三脚をもってしてもウルトラ望遠域ではブレがひどくて撮影になりません
  なるべくシャッタースピードはあげておきたいところですが
  土星は木星よりも暗いためシャッタースピードは上げられず
  きれいな星像を得るのは撮影条件がある程度整っている必要があります
  また、惑星を大きく撮るためには電子ズームが必要ですが
  RAW形式では電子ズームは使えずJPEGでの記録となるので後で補正も厳しいです
  その他、空気の透明感やシーイング(ゆらぎ)なども写りに大きく影響します
  よりキレイに撮るためには、適正な気象条件だけでなく
  気象条件に応じてマニュアルで撮影条件を追い込む必要があります

  Dscn0956
  風によるぶれ

  Dscn0957
  ピントが甘い上に、空気の揺らぎによる星像のゆがんだ状態


 さらに一歩先へ
  よりキレイに残すためには赤道儀で追尾して動画で撮影したり
  複数枚の写真をスタッキング処理後に鮮鋭化するなどの処理が必要となります
    天体写真の世界 画像処理の方法

 
 




天の川が撮りたい
COOLPIX P1000で撮れる星空は?
Dscn0910_ref_1200
ISO 100,  f2.8,  30sec,  4mm(35mm換算24mm相当)
30秒露光しても写ってるのはせいぜい3等星までくらいでしょうか

Dscn0910_1200
Capture NX-D(Nikon専用RAW形式ファイルの編集ソフト)で
+1EV、シャドウを100に持ち上げると、ここまで情報自体は残ってます
天の川がボウッと浮かび上がってきました
ただ、これだとPCのモニターでは天の川が見えるんですが
スマホだと淡すぎてよくわからないので

Dscn0910_1200-ov_20200823195101
無料画像編集ソフトGIMP(ver 2.1.0)で黒部分はより黒く
明るい部分はより明るく、ちょっと大げさに補正しました
天の川の見え方が眼視に近いのは、この補正後の画像の方ですが
眼視ではもっとよく見えます

 編集ソフトは何を使うべき?
  猫も杓子も!の勢いでよく使われてるのがAdobe社のLightroom
   Adobe Photoshop Lihgtroom
  20GBクラウドストレージ、Lightroom Classic、Photoshop付きのサブスクで月額¥980
  Youtubeで多くの方が使い方や技を紹介しているので使い方に困ることもないでしょう
  ただねぇ 
  COOLPIX P1000から出力される画像データはカメラの値段相応ですし
  筆者の画像利用はせいぜいブログにアップが関の山
  そこに有料のソフトが必要か?っていうと、いらないと思いますよ
  カメラもソフトもいずれは高性能・高機能なモノが必要になるかもしれませんが
  それ以前の段階であれば以下のフリーソフトで十分だと思います

   GIMP(ver 2.10.20)
      無料の画像処理ソフトの定番、Photoshopがなくてもコレで十分です

   Capture NX-D V1.6.3 
    無料RAW編集・現像ソフト 初心者のNikonユーザーならコレから始めよう

 星空の確認は?
   Stella Theater Lite
  



超クローズアップ撮影がしたい
Dscn05051000
COOLPIX P1000のクローズアップモードだけでなく
クローズアップフィルターを使うことでさらなる拡大撮影も可能となります
P1020956
Dscn030610002
体長3mmくらいの小さなアリ

クローズアップ撮影は被写界深度が非常に浅くなるので
このように入り組んだところで
かつ、動き回る生き物相手だとピントが外れることも・・・・
シャッターを押す力で微妙にカメラが動く影響すら受けるので
リモコンでシャッターを切るくらいの配慮が必要です




水の流れを絹糸のように表現したい
Dscn0711_1000
ISO 100, f8, 1sec, 14mm(35mm換算80mm相当), ND64使用
ND(減光)フィルターを使用しシャッタースピードを遅くすることで水の流れが絹糸のように表現できます




水面の反射を抑制したい
Dscn0708_1000
ISO 100, f4.5, 1.6sec, 6mm(35mm換算32mm相当), CPLフィルター・ND64使用
Dscn0657_000011000
CPLフィルターを使用することで水面の反射を抑え、水の透明感を演出できます
ただし、CPLフィルターは光の角度によっては効果が出ない場合があります

筆者使用のCPL,ND8,ND64のお得な3枚セットのレビューとご紹介

 K&F Concept CPL/ND8/ND64フィルター3枚組セットは買い



タイムラプスを撮る
(静止画を一定間隔で連続で撮影し10秒間の動画を作成する)

夕焼けモード(10秒間隔で50分撮影)




鳥や生き物を撮る
Dscn0063-1200
COOLPIX P1000は遠くのものを引き寄せて撮ることができます
特に警戒心の強い生き物相手でもシャッターチャンスは生まれやすいでしょう
しかし、お高いカメラに比べて以下の点に注意が必要です

 AF精度、AF速度が圧倒的に劣る
 暗さに弱いので周辺の光量次第では望遠ではシャッタースピードを上げられないことが多い
 上記の弱点によりピンボケ率が高くなります
 
Dscn0800_1000
ISO 100, f8, 1/125sec, 539mm(35mm換算3000mm相当)

撮影当日はどんよりした曇り
焦点距離539mmに対してシャッタースピードは1/125sec
5段分の強力な手振れ補正はついてますが
生き物相手なのでシャッタースピードが稼げない時の被写体ブレだけはどうしようもありません
せめて手持ちではカメラがブレないように注意します
Dscn08051200
ピントが微妙(左の花にピントがあってて、蝶は若干手前なのでピンボケ)
Dscn0807_1200
こちらも微妙にピンボケか手ブレが起きています

COOLPIX P1000の長所は弱点でもある
 センサーサイズが小さいがゆえに、このボディサイズで長焦点が実現でき
 画角を小さくできるP1000ですが、得られる画角と引き換えに感度が低いのは避けようがありません
 明るくない環境では、適正露出=シャッタスピードは遅めになり手ブレや被写体ブレしやすい
 そのことを理解してうえでCOOLPIX P1000を使い倒しましょう




寄せるカメラであっても、自分があと一歩寄れ
COOLPIX P1000はISO 800までが使える範囲だと思われますが
筆者はほぼISO 100に固定しています
なるべく焦点距離を短くして光を多く取り込んで解像感を維持したいので
寄せられるカメラであっても寄れるときはなるべく自分が寄ります
焦点距離を小さくすれば、f値が下がり、シャッタースピードが稼げるので
手振れや被写体ブレを抑えられるからです
Dscn0809_1200
ISO 100, f5.6, 1/160sec, 252mm(35mm換算1400mm相当)
このサイズだと感じにくいですが
Dscn0809_1200up
拡大すると同じ光の具合で撮った、より長焦点の写真よりノイズが少なく
解像感が向上してます


いかがでしたでしょうか?

 カメラやレンズの価格は
 どのような状況下でも美しい写真が撮れるポテンシャルに対して支払われる対価

趣味の範囲でかつ筆者が写真を利用する(SNS)、見る(FHDモニター)くらいであれば
高価なカメラに高価なレンズでなくても十分楽しめます

むしろ、値段相応のポテンシャルの足らない部分を撮影者が頭や足を使って補って使い倒す
これも面白いですよ
カメラと三脚とフィルターなどを揃えても20万円くらいの投資で
 一芸に秀でた尖がった性能でここまで遊べるカメラ
COOLPIX P1000は実に面白い存在だと思います


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2020年8月22日 (土)

浄土平で星空はどう見える? COOLPIX P1000だとどう撮れる?

訪れた人に

 星に手が届きそうだ

と言わしめる浄土平から望む星空

人の目にはどう見えるのか?
人の目で見た星空をCOOLPIX P1000で再現できるのか?
天の川はどう見えるのか?
ど素人が万能な大人のおもちゃCOOLPIX P1000で撮影にチャレンジしてみました


天の川を撮る

到着早々夜空を見上げ

 唖然

天の川が眼視で見えるぅ~~
しかも南天から北天まで渡るように空を横切ってます
さらに星がこんなにいっぱい見えるぅ~~

写真云々の前にしばらく呆然と夜空を見上げる

 いや~、こいつはスゲェ~わ

しばしカメラなしで空を見上げてました
で、気を取り直して撮影開始
夏の大三角形のあるところで天の川と天の川がない普通の星野を1フレームに収めました
まあ小さいセンサーで画角も24mm相当なんで、そこらへんで見るプロの星景写真なんかと比べないでくださいね
あの方たちは機材に3ケタ投資、かつ、それが収入につながる投入時間無制限の商売人
こっちは全部コミコミでも20万くらい、普段はサラリーマンで写真以外にかなりの時間を割かざる得ないど素人ですから
Dscn0914_1200-ref
ISO 100, f2.8, 30sec, 4.3mm (35mm換算24mm相当)  RAW
露出+1EV, シャドーを100持ち上げただけで、それ以外の処理はしていません
左斜め下から右斜め上にうっすら光の帯が見えますが、それが天の川です
人の目には、この写真よりはもっとはっきりボワ~~~っと天の川が見えます
Stella-theater-lite-image-2020822-2300
                                             Stella Theater Liteより

8/21に浄土平の駐車場から木星の方角を見て見上げた空はこんな感じで(だいたい夏の大三角形が天頂付近)
南西から北東まで、淡い光の帯がブワ~~~っと横切ってました
壮観 まさに壮観の一言ですね(人も大勢いました)
Dscn0910_1200-ov
夜空の漆黒と天の川の光の帯をややどぎつめに画像処理しました
これでも肉眼より天の川は見えてません(人間の目は意外にスゴイ)
やはりCOOLPIX P1000の小さいセンサーの集光力では明暗の差を表現しきれませんね

しかし、結論
COOLPIX P1000で天の川は写る!




アンドロメダ銀河も写る
Dscn0915_1200ov
外側の淡いところまで併せると、視直径は満月5個分もあるらしいアンドロメダ銀河
COOLPIX P1000ではバルジの明るいところだけしか捉えられませんがしっかり写ってます
(赤道儀を使って望遠で露光時間10分とかやってみると面白いかもしれませんが、それはそのうち)




3惑星も撮る(火星・木星・土星)

今年は夏の観察しやすいこの時期に火星・木星・土星が揃って観察できます
 ※ちなみに火星は10月に接近し、より大きく見えるそうです
この日は風が強めで、さすがに12000mm相当の画角では頑丈な三脚でもブレッブレ
土星は暗くてシャッタースピードを上げられず判別不能なほどブレちゃったので
別の日の画像でごめんなさい(各惑星の見かけの大きさを見てほしかったもので)
 ※たぶん、火星もブレて肥大してます
3wakusei-mix
COOLPIX P1000の何がスゴイって

  天の川撮る →  惑星撮る

に必要なのは
 
  画質をRAW⇔JPEG (電子ズームを使うため)に切り替える
  シャッタースピードを変える
  三脚(カメラ)を対象物に向ける
  目標を捕らえ焦点距離を変える
  マニュアルフォーカスをやり直す
  シャッターを切る
  
これだけ

暗い中、赤いライト点けて荷物をガサガサ、カメラをガサガサやる必要ありません
慣れれば惑星撮影への切り替えでも1分



ど素人がCOOLPIX P1000をしょって行く浄土平星空撮影

 カメラ COOLPIX P1000
   三脚  マンフロット190 (アルミ)
 どこぞの微動雲台(¥5000程度の所有品)
   所要時間 20:30 - 1:00 (家 to 家) で4.5時間
 走行距離 126.4km
   交通費 ¥482(往18.5km/L 復54.9km/L  平均36.7km/L リッター¥140で算出)
   822-mira-nenpi
   愛車の燃費・・・浄土平からの下りだと驚異の55km/L(ピンボケ笑)

   Nikon capture NX-D (RAW編集) 無料ソフト
   GIMP 2.10 (画像処理) 無料ソフト
 Stella Theater Lite (無料星空ガイドソフト)


カメラと三脚だけ愛車の軽に積んでワンコインで手間いらずで天の川から惑星まで撮れる
COOLPIX P1000がいかに手軽に遊べる優れた大人のおもちゃか
わかっていただけたと思います



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2020年8月21日 (金)

COOLPIX P1000で木星と大赤斑とガリレオ衛星を同時に写せるか?

木星とガリレオ衛星(エウロパ・イオ・カリスト・ガニメデ)を
同時に撮影することは難しくありません
木星は白飛びしますが、露出を上げればガリレオ4衛星は写ります
(衛星の位置によっては木星の裏側に隠れている場合があります)

では、COOLPIX P1000で木星の模様と大赤斑とガリレ4衛星を同時に写すことはできるのか?
Dscn0838-1200-0
オリジナルサイズだと衛星もよく見えるんですが、1200×900にサイズダウンすると見えずらくなりますね

Dscn0838-1200
2020/8/18 20:30頃 ISO 100, f8.0,  1/80sec,  1186mm
 ※大赤斑を目立出せるために画像処理をしてるので衛星がオリジナルよりさらに見えずらくなってます
  木星本体だけ処理すればいいんですが、それだとズルしてるようで気分が悪い

木星の模様 OK
大赤斑  OK (左右中央、真ん中より1つ下の茶色の縞の上に赤い小さな球が見えます)
ガリレオ4衛星  3つOK
 木星のすぐ右斜め下=ガニメデ
 左側木星2.5個分=イオ
 右側木星3個分=エウロパ (これは非常に見えずらい)

大赤斑とガリレオ4衛星の位置関係は、こちらで確認できます
  
  ガリレオ衛星の配列【倒立像】


エウロパが見えずらいのでガリレオ衛星だけをあぶりだすと
Dscn0838-1200-0_20200819202601
どうでしょうか?
三脚とCOOLPIX P1000本体だけでここまで撮れる(微動雲台はあった方がいい)
三脚込みで15万円いかないくらいで、ここまで遊べるカメラ
面白いと思いませんか?

ただし~、木星本体をもっときれいに撮りたいとか~
欲が出てくると機材沼にどハマりするので
貧乏かつ出不精脱却中の筆者は、これ以上追及するのはやめておきます


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