【不整脈を知る】
私は自覚症状バリバリの不整脈持ちである。 心房細動とそれに起因すると思われる上室性期外収縮という疾患を持っているのだが、以前ほどではなくなったとは言え心拍数が高い状態を維持するのは少し恐いものがある。 不整脈といっても危険度の高いもの、低いもの様々なので、キチン診断してもらい適切な運動強度でサイクリングを楽しみたいものだ。 特に人気の無い所に出かける場合など、致死的な不整脈が起きれば助かる見込みは無いので十分な準備も必要となる。
不整脈を感じて病院で診察しても、症状が出なかったりして適切な診断が行えない場合が多い。 私も5年に渡りホルター心電図で原因を突き止めようとしたが、結局適切な診断が出来ずにいた。
そんな時は家庭で心電図をとりデータをパソコンに取り込むことが出来る機器が販売されているので、それを利用して自覚症状が出た時に取得した心電図を主治医の先生に見せて、ようやく持病が非持続性の心房細動であることが判明した。
家庭用心電図測定器 ↓
http://www.toshiba.co.jp/living/webcata/living/scs_h10.htm
東芝SCS-H20での心電図
次に生活習慣を徹底的に調べ、どうやらアルコールを摂取した日から数日~1週間後に、不整脈が頻発することがわかった。 ひどいときには1日16時間も発作が収まらず、息苦しさで何も出来ない時期もあった。 まずアルコールを断ってみて不整脈は確かに減少したのだが、飲めばやはり再発する。 このまま酒も飲めない人生では楽しくない。 不整脈が増えてきたのは太ってからと尿酸値が高いと注意され始めた頃からだったので、生活習慣を徹底的に見直して運動もすることにした。
しかし、恐怖心からなかなか心拍数を上げる事ができず、また運動中に発作が起きる事も度々あったが、主治医の先生が労作性では無いので最大心拍数の80%までの運動ならば連続して行っても大丈夫でしょうと言ってくれ、発作時に服用する薬も処方してくれたのでウォーキングやジョギングを恐る恐る始めたのである。 (薬は先生の許可を得て常用はせず発作時だけ服用するようにしている)
【心拍数を管理する】
減量スタート時は体重が95kgあったので、いきなり強い運動をするのは故障の危険もある。 まずは減量を主眼において運動することにした。 運動強度の管理には心拍計があったほうがいい。 何キロ歩いたか(走ったか)、何歩歩いたか、どれくらいの時間運動したか、消費カロリーはいくらか、こういうデータがわかった方が運動のし甲斐がある。 長く続けるつもりなら、値段は高いがパソコンにデータを取り込み管理できる機材を揃えた方がいい。 大枚を叩いて機材を買えば、簡単に止める事もできないのではないだろうか?。
心拍数と運動強度 ↓
http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/pulse.html
http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/exercise.html
脂肪消費率計算 ↓
http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/fat_consumption.html
高機能万歩計↓
http://www.healthcare.omron.co.jp/product/hj710it_1.html
高機能サイクルコンピューター ↓
http://www.polar.jp/html/segments/Cycling/CS400/spec.html
【サイクリングでの注意事項】
不整脈があるからと身体を動かさないのでは返って寿命を縮めかねない。 キチンと診察してもらい、運動できるのであれば適切な運動強度の管理を行って、積極的に運動をして健康な身体を維持したいものだ。
歩くのはいいが結構な時間歩いても遠くまで行けず飽きてしまう。 走るのは好きではないから乗りが悪いし長続きしそうも無い・・・という私は自転車で出かけることにした。 しかし以前34km程のサイクリングで強烈な尻痛と猛烈な向かい風に見舞われ、「サイクリング=地獄の所業」 というトラウマとなっていたが、正しい乗り方や整備の仕方などを勉強し、少しずつ長い距離を乗れるようになると面白くなってきて、最近では積極的に心拍数を上げ、平地だけでなくお山の方へも出かけられるようになってきた。
しかし、不整脈がなくなった訳ではないので、発作が出てしまった時のためにキチンと準備をして出かける必要がある。
【持っていくもの】 (サイクリング用の持ち物とは別に)
身分がわかるもの、通っている病院名・服用している薬名・病名などを書いたものなどは、万が一倒れた時に適切な治療につながるので持っていきたい (倒れれば即死亡とは限らない)。
薬は倒れない為にも持って行こう。 (持っているだけで安心感につながります)
家族に出かけるルートなどを知らせておく (少なくともどの道を通っていたか分るだけでもその後の対応が変わる)
【終わりに】
サイクリングは天気に左右されるので、天気が崩れなければ体調が悪くても折角の休みだからとつい出かけてしまう。 だいたいあらかじめ何処へ行こうかと予定も立てているものだ。 しかし決して無理はしないようにしよう。 体調がイマイチで思うように心拍数が上げられない時は、ヒルクライムに挑戦するつもりだったとしても平地にコースを変えるなどして楽しくサイクリングをしよう。 目標はタイムトライアルやレースではない、減量と健康維持が目的なのだから長く続けることが大切である。 地道に続けて身体を鍛えていれば、同じコースを必ず前よりも早く力強く走破することができるようになるだろう。
身体能力は人によって異なるのだから他人と比較する事は無い。 (目標にするのは構わないが)
運動を始めて以来、不整脈の発作は極端に減った。 アルコールを摂取しても発作は起きなくなった。 原因を突き止めれば、不整脈は治せる(減らせる)ものなのだ。 その為には自分の病気を知り、身体のことを知り、生活習慣を変える努力が必要だ。 お金も労力もかかったが、発作に悩み苦しむよりは遥かにイイ。 発作が減る事により行動もよりアクティブになったが、これが好循環になっているのだと思う。 今では時間があれば自転車に乗り、買い物も自転車でガソリンを使わなくてすむようになった。 (通勤以外は)
次はドコヘ・・・何メートル上って・・・何キロ走ろうかな?
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